新卒のタクシードライバーの現状
「暇は潰すものではない、味わうものだ。」
ども世界一暇を愛する男です。乗務して一年経ったなあってことでタクシードライバーとしてどれくらい成長したのか確認するために一年前と現在を比較してみました。
著者の入社時、試採用時
運転技術:紙ドライバー。二種免取得時に教官に苦笑いされたり、「こんな人初めてだよ」と教官から初めてを頂いてしまうレベル。
地理:池袋区、上野区、浅草区、東京駅の行き方なんて分からん……
事故違反:事故と違反でハットトリックは決めた。
営業収入:月収15万レベル、補償給さまさま
年収多分280万位
著者の現在
運転技術:「狭く」て「人通りの多い道」の「後退」に戸惑う。どれか一つの要素がなくなればそこまで苦ではない。
地理:東京の中央と西側なら割とわかる。新大橋通りより東側は大体わからない。
事故違反:半年に一回ペース。
営業収入:13乗務で月収35万、手取り28万ちょい
年収360万←2年目の若手の稼ぎとしてはポジティブ目に言っても下の上。
1乗務の稼ぎに対する疲労の度合いは現状
4万台で熟睡して明け休みには回復、仮眠でも十分動ける
5万台で熟睡して明け休みには回復、仮眠で済ませると辛い
6万台で熟睡しても明け休みに疲れを感じがする。回復率は6〜8割くらい。1gのタウリンが染みる。
7万台で熟睡しても明け休みは動くのが辛い。回復率は3〜5割くらい。明けは食って便して寝るだけで精一杯、もう一度熟睡して仕事前に回復するが連日仕事をしている錯覚に陥り精神的に辛さを感じる。
8万台は未達成(※カッコ内追記……と書いたがこの記事投稿した次の乗務で達成した。営業方法の割に万収4本は流石に出来過ぎてたと思う。高速仕事がメインだったから余力はあったつもりが明けは死んでました。)
ちなみに一年前は4万台で今の6万台疲労度合いでした。まあ疲労面は営収と比例するかというとそうでもないんだけれど、一応参考程度にはなると思う。
月収35万は現状、稼ぐこと自体はけっこうできる多分。プライベートの充実を図るなら月収30万ちょいが理想。尚、新卒一年目で月収30万未満だと上司から尻を叩かれる。月収35万はまあ頑張ってるなって言われるくらい。月収40万はけっこう褒められる。月収45万は感動される。50万以上は私の営業所ではいない(他の営業所の新卒ではいるらしい)。50万以上は新卒に限らなければ上位5パーセント位な感じ。
……というわけで暇を愛し、暇に愛されなかったけどいつか愛されるための努力をしたいと思い続けている新卒のタクシードライバーの一年前と現在でした。誰かの参考になったらいいな。